セキュリティシステム使用レポート
コードアラームとの出会い
私にとってはなんとしても取らせたくないと思っている程の
ランサーエボリューションXにつけようと考えていたセキュリティシステムも色々とあり、
何を取り付ければよいのだろうと色々と迷っていたのですが、
(ネットなどで調べてみても大半がCLIFFORD(クリフォード)が良いと言う事だったので
そうしようかと考えていた)
実際にプロショップに行ってみました。
ここは、CLIFFORDなども扱っていた店ですが、インストーラの方と話をしてみて、
駐車環境や私の日頃の生活地域そして予算を踏まえて決定したのは
「
コードアラーム(CODE ALARM)
」です。
選んだ機種は(PC4300J+PC30)
と言う上位機種です。
コードアラーム社は、アメリカ・ビッグ3をはじめ、
在米日本各自動車メーカーのカーセキュリティ
OEM供給を誇る、信頼あるカーセキュリティ・メーカーなのです。
コードアラーム社のセキュリティシステムは、
犯罪天国のアメリカ国内においても
車両盗難に遭うことがほとんどないと言うすごい
実績があり、世界40カ国へ輸出されています。
信頼性については折り紙つき。
最上位モデルにPC7600Jと言う機種がありますが、違いがエンジンスターター
機能がついてかどうかと、ディーゼルエンジンでも使えるかどうかの違いでしかなく、
PC7600Jまでは必要ないという考えからです。
ただ、後の拡張性などを考慮し、ベースモジュールはPC30にしました。
(PC10と言う1万円ほど安いベースモジュールがあるが、DNAユニットが
PC4300Jまでしか対応していない)
特徴としては(これらはデコールのHPを見ればわかること)
■
温度、湿度、経年劣化などに影響されず、どこからショックを
与えられても同じ感度で反応できる赤外線を利用したデュアルショックセンサー。
(これだけ高精度なショックセンサーはコードアラームだけと聞いた。
しかも1箇所のセンサーで全域をカバーできると言うのには驚いた。)
また、立体駐車場などに止める場合にショックセンサーだけをオフにできる。
ショックセンサー搭載の全機種に使用されている。
■
イモビライザー機能の搭載
標準で搭載されている機能に加え、
オプション追加で、イグニッションや燃料ポンプをカットし、自走をさらに困難に
できるワイヤレスイモビライザーも取り付けられる。
■
進入防御機能
不正なロック解除・ボンネットの開閉に発報する。
■
オプション追加による発展性が高い
ボンネットロックや、ピンポイントセンサーなど(他にも色々ある)が追加でき、
後から発展させていくことが可能
■
DNAユニット交換によるシステム自体のバージョンアップができる
コードアラームはDNAユニット+ベースモジュールと言う組み合わせで構成されて
いる為、(私の場合DNAユニットがPC4300Jで、ベースモジュールがPC30)
後からDNAユニットだけを交換してバージョンアップできる。
■
小型バッテリー内臓バックアップサイレンの標準装備(PC4300J)
普通のサイレンに加え、小型のバックアップサイレンを標準で搭載しているので
手の入りにくい所に仕掛けられる。
■
消費電力が小さい
車内の時計とほぼ同じくらいの6mAと言う驚異的な省電力でバッテリーにやさしい
■
盗難保険が1年間無料でついてくる
それくらいの自信があるということなのでしょう。PC4300Jの場合、40万円まで
保障されます。(保険会社は東京海上)
■
コードアラーム正規代理店になる条件が厳しい
正規販売店になるには輸入元の技術講習会をパスしなければいけないそうで
(色々とチェックされるらしい)取り付けの腕、品質は間違いない。
■
正規代理店以外での入手が不可能
このシステムは、インストーラによって施工されることにより、強力な防犯性能を発揮
します。100%性能を発揮する物を代理店以外で入手することは不可能です。
実際に使ってみて
まず使ってみて驚いたのは扱いやすさ。
リモコンがシンプルで、余計な機能が一切付いていない為取り扱いが非常に簡単です。
一度使ってみればすぐに使い方を覚えられます。
そして驚くべきことはセンサーの正確さ
他社の製品とは違い、コードアラームは64段階と言う詳細な感度設定ができるのですが、
ユーザーには感度を調整することができません。
(オーナーズマニュアルには調整方法が書かれていません。気になる人は販売店に聞いてください)
もし不具合があって調整したい場合は販売店に行く必要があります。
しかし、センサーが劣化等による誤作動を起こすことがなく、センサーの精度も恐ろしい位に高い為、
感度調整をする必要が全くないので問題ありません。(むしろ不要)
(インストール後、結構な日時が経ち台風による強風や大雨による振動、動物の接触
や爆音マフラー、電車の通過に伴う振動等ありましたが今まで誤報は一度もありません。
しかし、人が叩いたり、蹴ったり、揺すったりするなどのショックを与えると不思議なことに発報します。
恐るべき精度の高さです。)
よく、窃盗犯が誤作動と思わせる為にわざと発報させると言う手口がありますが、
コードアラームの場合は驚異的な正確さにより誤作動がない為、発報した場合、誰かが意図的に車に何かを
したと言う事が明白です。その為、速やかに警察を呼ぶなどして対処することが可能です。
欠点があるとすれば、リモコンのデザイン(見た目)がどうだかなぁ〜?と思うことくらいでしょうか・・・
コードアラームのユニークな機能(一部紹介)
・警戒中にピッキングや合鍵・配線加工などで不正にロックを解除すると発報する。
・ボンネットやトランクを開けると発報する。
・グラビング対策が施されている。
(コードアラームのリモコンの信号は暗号化されていて、なおかつランダムに何京通りにも信号を変えるので複製不可能)
・警戒中にエンジンをスタートさせようとしてもエンジンは始動せずに発報する。
・コードアラーム本体が作動していないとエンジンを始動させることができない。
(本体を破壊して、その後にイグニッションに直結をしてもエンジンをかけられないし、
サイレンにはバッテリーが内蔵されている為警報を止めることもできない。
なお、サイレンは内臓のバッテリーでなんと1時間は発報し続けることが出来ます。)
ドアロック(アーム時)と連動して全てのサイドウィンドウが自動的に閉まる。
(要・代理店でのインストール時に設定)
ライトをリモコンで光らせることができる。
(要・代理店でのインストール時に設定)
コードアラームここが○
・
予算に応じたシステム構築が出来る
セキュリティの基本性能は
ベーシックモデルから最上位モデルまで全て同じ
。
違うのは、リモコンのボタンの数・電波の飛距離・バレーモードの解除方法・利用できる機能
・純正セキュリティ搭載車種に対して、純正セキュリティも機能させることができるかどうか
・オプション追加の柔軟性の違い・確認機能の有無
と言ったこと位です。
比較的安価なベーシックモデルでも性能面では問題ありません。
(一般車両に限る。盗難多発車種の場合はオプション強化必須)
とりあえずは基本的なシステムだけ作っておき、後からオプションを追加してセキュリティを強化すると言うことが
できる為、自分の予算に合ったシステムを作ることが出来るというメリットがあります。
極端な話、変に安いセキュリティシステムを量販店で複数付ける位なら、
コードアラームのPC10J+PC4100J(\47,250+工賃で約8万〜14万位)を取り付けるほうが
結果的に圧倒的に安上がりで経済的。しかも信頼できます。
(量販店で売られているものもイモビライザー付きの盗難防止装置は大体3万〜6万はします。
不安定なシステムにそれだけの予算を組まれているならその予算にちょっと金額をプラスすれば
誤報に悩まされることのない絶対的な信頼性と、安心を手に入れることができます。あなたならどうしますか?)
・
オプションを追加することによってさらに強力な防御性能にできる
コードアラームの防御性能は、発売されているオプションを追加することによって強化することが出来ます。
つまり、オプションを活用することによって性能がさらに上がっていくということです。
これが他社製品とは決定的に違う部分です。
面白いのは、ネオンケーブルやスキャナーと言ったファッション性を上げることの出来る
オプションがあるということです。
オススメ搭載オプション
(ここで挙げた4つは盗難多発・要注意車種には搭載を強く推奨します。)
・
ワイヤレスイモビライザー
(万が一本体が発見され何かされたとしてもエンジンをかけさせなくできる為、不正な移動を困難にできる。)
・
ページャーキット
(発報したかどうかが遠距離にいても知ることができる)
・
ミニサイレン
(安価な為、バックアップに最適)
・
ボンネットロック
(ボンネットを開けさせない為、ボンネットを開けて配線を切られたりすることを防げる)
・
人為的なショックか自然の揺れかを正確に解析できる。(2005年4月21日改版)
センサーの性能は世界最強。どこからショックを与えられても同じ感度で反応でき、
経年劣化や温度による影響がなく、誤報することがほとんど(全くと言ってもよい)ありません。
(例:ガラスを割る、殴る、蹴る、揺すると言ったような人為的な衝撃には敏感に反応して発報するが、
台風や地震による自然な揺れはひどくても発報しない。
2004年9月にやってきた台風18号の風速50Mを超える烈風(電柱が折れたりするほどの猛烈な風)の中や、
2005年3月、4月に起こり震度4以上の揺れが襲った福岡西方沖地震でも、
屋外に駐車していて揺れになどよる誤報をすることがなかった
程の高精度を誇る
)
・
絶対的な信頼性
コードアラームには、あらゆる不正侵入に対し発報すると言う機能や、配線直結や合鍵による
エンジン始動を防ぐ機能と言った防御機能が最初から搭載されているのはもちろんのこと、
何よりも正確なショックセンサーが搭載されており(PC7400Jを除く)、高い信頼性を誇っています。
コードアラームのショックセンサーは、感度調整をユーザーが行うことは出来ませんが、
逆に言えば誤報の心配がなく、いちいち感度を調整すると言う煩わしい手間がかからないと
言うことでもあります。(他社の製品だとこうはいきません)
・
盗難保険がかかっている
コードアラームには、車上狙いにあって物を盗まれた場合に対し、機種ごとに保険がかかっています。
保険会社はあの東京海上。このことからも、東京海上さえも認めた防犯性能であることが伺えます。
コードアラームここが×
・
リモコンのデザインが格好悪い
リモコンは使いやすさを考えるとよく出来たデザインですが、このデザインの見た目には賛否両論ありそうです。
・
リモコンの文字がズボンのポケットに長期間入れておくと消える。
キーケースなどに入れておかないと、ズボンとこすれて文字が消えてしまいます。
・
販売店の数が少ない。
信頼できるショップにしか卸さないと言う方針からか、取り扱っているショップは
各県に1店舗でもあればよいほうです。
ただこれは、逆に言えば取扱店の信頼性は輸入元御墨付とも言えます。
・
日本国内では割とマニアックな部類に入る。
おそらくカーセキュリティについてあまり知らない人は、聞きなれない怪しげなシステムに見えるでしょう。
コードアラーム価格一覧
品名
新規取り付け価格(税込)
工賃抜き
アップグレード価格(税込)
工賃抜き
備考
PC4100J
\26,250
+ベースモジュールの価格
\21,000
セキュリティ
(セキュリティだけの基本機能)
PC4200J
\52,500
+ベースモジュールの価格
\42,000
セキュリティ
(セキュリティに便利機能も搭載)
PC4300J
\73,500
+ベースモジュールの価格
\63,000
セキュリティ
(強力なセキュリティ・便利機能に
優れた拡張性を誇る)
PC7600J
\105,000
+PC30Jの価格
\73,500
セキュリティ&エンジンスターター
を搭載
(全ての機能を搭載した
最上級モデル)
PC7400J
\31,500
+PC30Jの価格
\26,250
パッシブセキュリティ&
エンジンスターター
(ショックセンサー未搭載)
ベースモジュールの価格
品名
価格(税込み)工賃抜き
備考
PC10J
\21,000
エンジンスターター機能無しのDNAユニット専用
PC30J
\31,500
エンジンスターター機能&全てのDNAユニット
*パッシブセキュリティ---パッシブ(消極的な)セキュリティ。
スターター・キルや純正ホーンへの接続ケーブル、コードシフト・プロテクションが標準装備されており、
純正の盗難防止装置等と比較すると強力なクルマ自体の盗難防止効果がある。
ショックセンサーが搭載されていない。
発報音について
コードアラームは、発報した場合125dBのものすごい音が出る付属サイレンと、
車のホーンが同時に警報を発するため、車から300メートルくらい離れていても
はっきりと聞こえる凄まじい音があたり一面に鳴り響きます。
(車のすぐ近くにいると耳が痛くなってきます。)
なお、音量調節を自分では行うことはできません。
盗難防止装置は車を動かさないことと、被害に遭っている事を誰かに知らせる事。
そして
犯人を威嚇する
事。これにより未然に盗難を防止する物です。
近所に気を使って音量を落とさなければならないシステムでは盗難に遭っている事を人に
気付いてもらうことができませんし、犯人に対しても小音量ならたいしたことは無い。
と思われてそのまま盗難の作業を続けられてしまいますので意味がありません。
警報音の音量を落とすというのは絶対にやってはいけないことなのです。
コードアラームはこの点、誤作動を起こすことがなく誤報をすることも極めて稀な為、
これだけ凄まじい警報音でも近所迷惑等の不安を抱える必要が一切ありません。
なお、サイレンには大容量バッテリーが内蔵されており、ホーンやサイレンの
電源ケーブルを切られても最大で約1時間くらい発報し続けることができます。
なお、コードアラームの取り扱い説明書は、機能の一覧(コードアラームのHPでも見られる)と
使い方しか書いてありません。
詳しい仕様については守秘義務があるようで販売店に尋ねてみたところ、
教えてもらうことはできませんでした。
それだけ管理がきっちりされているということです。
電話での問い合わせには応じるのか?と聞いてみた所、応じない。と言うことでした。
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