ランエボとは第1世代ランサーエボリューション
グループAでWRCへ参戦し、そして勝つ!そのためにギャランとランサーから作り上げられたのがランエボだった。
WRC1993年の開幕戦モンテカルロに降り立ち、その後毎年の様に改良を重ねていき数々の勝利を
挙げていくことになる。
しかし、この世代は問題も多く残されており(曲がらない・ハードな使用でトラブルが出やすい等)、
その問題を解消していくと言う課題があった時代でもあった。

ランサーエボリューション(初代)
形式 E−CD9A
全長×全高×全幅(mm) 4310×1695×1395
車両重量(kg) 1240(GSR)1170(RS)
最小回転半径(m) 5.3
10.15モード燃費(km/リットル) 10.2
最高出力(ps/rpm) 250/6000
最大トルク(kgm/rpm) 31.5/3000
ギア比 1速・2速・3速・4速・5速・後退・最終減速比 2.571・1.600・1.160・0.682・0.617・3.166・5.443
サスペンション形式 前マクファーソンストラット・後マルチリンク
ブレーキディスクサイズ 前15インチ・後14インチ
タイヤサイズ 195/55R15
発売日 1992年10月
生産台数 GSR:5812台/RS:1816台
エクステリアが当時としては非常にインパクトのあるデザインで大ブレイク。
ギャランの後釜として鮮烈なデビューを飾り、ランエボブームの火付け役となった。
予定生産台数が2500台だったが、発売してから3日で完売。すぐに追加生産となった。
ランサーエボリューションU
形式 E−CE9A
全長×全高×全幅(mm) 4310×1695×1420
車両重量(kg) 1250(GSR)1180(RS)
最小回転半径(m) 5.5
10.15モード燃費(km/リットル) 10.2
最高出力(ps/rpm) 260/6000
最大トルク(kgm/rpm) 31.5/3000
ギア比 1速・2速・3速・4速・5速・後退・最終減速比 2.570・1.684・1.160・0.682・0.617・3.166・5.443
サスペンション形式 前マクファーソンストラット・後マルチリンク
ブレーキディスクサイズ 前15インチ・後14インチ
タイヤサイズ 205/55R15
発売日 1994年1月
生産台数 GSR:5225台/RS:1059台
エボTの弱点だった曲がるための性能を改善し、高いコーナリング性能を実現。
エンジン回りも強化され、エボTより10ps高い260psとなった。
ベース車両としてだけでなく、車としての実力が格段にアップした。
ランサーエボリューションV
形式 E−CE9A
全長×全高×全幅(mm) 4310×1695×1395
車両重量(kg) 1260(GSR)1180(RS)
最小回転半径(m) 5.5
10.15モード燃費(km/リットル) 10.2
最高出力(ps/rpm) 270/6250
最大トルク(kgm/rpm) 31.5/3000
ギア比 1速・2速・3速・4速・5速・後退・最終減速比 2.571・1.600・1.160・0.682・0.617・3.166・5.358
サスペンション形式 前マクファーソンストラット・後マルチリンク
ブレーキディスクサイズ 前15インチ・後14インチ
タイヤサイズ 205/55R15
発売日 1995年2月
生産台数 GSR:8998台/RS:1082台
内容はエボUを熟成させた感じ。ド派手なエアロで武装し、某コミックの影響もあって今でも根強い人気を
誇っている。販売台数も10000台を超えた。まさに第1世代最終進化形としてふさわしい内容。

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